洗体戦隊

クソ大学生の日々の日記

でd

コピーライター養成講座の無料体験講座に行ってきた。受けたのは俺と二十代中盤くらいの量産型のOLみたいな奴だけだった。広告の仕組みからコピーライターの仕事内容まで基礎的なことを教えてもらい課題を一つやった。課題は『家の前によく無断駐車する車があるのだが、それを止めさせるような立て看板の文言を考えろ』というもので、俺は《つぎ停めたら、末代まで恨みます》というのを考えた。我ながらなかなか面白いんじゃいの?と思っていたところに講師から帰ってきたリアクションは失笑だけだった。量産型のOLは《予約席》という文言を考えて講師から大絶賛を受けていた。俺としてもその文言は素晴らしいと思った。量産型とか言ってごめん。

 

まあ、何はともあれ面白ったし通うことを決めた。問題はやはり授業料だ。16万もの大金はおいそれと出せるもんじゃない。これ以上バイトも増やしたくはない。昨日は男娼をすると言ってしまったが撤回したい。母方のおばあちゃんから出してもらうことにしたからだ。年金暮らしの人間にたかるなんてこの腐れ外道が。犬畜生にも劣るわ。即刻死ね。

という声が上がってきそうだがしばし待って欲しい。俺のおばあちゃんは俺が高校生の時からお年玉をくれなくなっていた。普通なら大学生くらいまではくれるもんよね?だのに俺のおばあちゃんは高校生に入った途端ぴたりとお年玉もおこづかいもくれなくなっていた。

特段おばあちゃんが貧乏というわけだはない。むしろ金はけっこうあるはずだ。山も持っているし、家もなかなかでかい。だのに可愛い可愛い孫の俺にビタ一文くれないなんて到底許される所業ではない。よってQ.E.D 俺はおばあちゃんに授業料の何割かは負担してもらう権利があるといえる。