洗体戦隊

クソ大学生の日々の日記

親友の定義とは

皆さんにとって親友ってなんですか?自分の素を見せられる人?楽しい時間を共有できる人?困ったときに助けてくれる人?僕にとっての親友とは《ケツ毛を剃ってくれる人》です。

 

僕は昔からケツ毛が異常に濃かったんです。常人ならお尻を広げてようやくケツ毛が確認できる程度の量だと思うんですね。でも僕の場合、常時視認できるんですね。ケツ毛が。だから銭湯とか行くのが恥ずかしくて恥ずかしくて。絶えずお尻を手ぬぐいで隠してたんです。もう完全に僕のお尻は狙わないでっていう自意識過剰の人ですよね。

 

でもやっぱり修学旅行とかは厳しいじゃないですか。ケツを手ぬぐいとかタオルで隠すのって。絶対イキッてる奴に剝ぎ取られると思うし。だからすごい修学旅行をビビッてたんですよ。そして当時最も仲が良かった級友Sにそのことを相談したら、俺がケツ毛を剃ってやるって言ってくれて。

 

僕の家のお風呂で、裸になって前かがみになって指でケツを広げるんですね。こうSにお尻を見せる感じで。それでSがシェービングフォームを丹念に塗りたくって、剃刀でジョリジョリ剃ってくれるんです。その光景をお風呂場にある全身を写す鏡で見たら、一生懸命やってくれてるSには申し訳ないんですけど地獄絵図だと思いましたよ。これどういう状況だと。俺は一体何をされているんだと。神よ俺が一体何をしたんだと。

 

結果的にはお尻がツルッツルッになってね。本当に気持ちが良かったです。銭湯にも気兼ねなく行けるようになったし。ようやく自分が社会に認められた気分になりましたよ。もちろん修学旅行も楽しむことができました。本当にSには感謝しています。その後も定期的にSには剃ってもらってましたしね。

 

元々Sとは仲が良かったんですけど、この一件を通じて親友というかもう家族みたいになりましたね。普通は剃ってくれないと思うんですよ。男のケツなんて触りたくないし。ましてやケツ毛なんて。それをやってくれたSには本当に感謝しかありません。皆さんにとって親友とはなんですか?