洗体戦隊

クソ大学生の日々の日記

幸せって何だろうか。

美味しい珈琲と茶請けのカステラがあれば他はもう何もいらないと最近は思っている。これは以前の俺からは考えられないことだ。以前の俺は自他ともに認める自己顕示欲の権化だった。行動指針が全て人に尊敬されるかどうかだったのだ。人に認められたい一心で学生起業家にもなろうとした。そこら辺の大学生とは一線を画していることを証明したいがための起業だったから当然うまくいかなかった。

 

起業スクールなるものに通ったりもしたが、俺の他の奴らは純粋に各々の崇高な理念を持っていた。その理念を体現するための手段が起業だった。俺とは根本が違っていたのだ。そして俺は悟った。このまま他人の物差しで生きていても決して幸せになんかなれないと。

 

そして行き着いた先が珈琲とカステラだった。厳選された焙煎豆を丁寧に煎った珈琲とザラメがこれでもかと付いたカステラでコーヒータイムを過ごせればこれ以上の幸せはないと帰結に行き着いた。

 

 

もう金輪際他人の物差しで物事をやることはないだろう。これを親友に話したら「ちょっと前まで物差しでチンコの長さを測っていた奴の発言とは思えない」と言われた。ちなみに俺のチンコの長さは26センチだった。