洗体戦隊

クソ大学生の日々の日記

俺はアルバいらー

大学進学を機に上京してからアルバイトを四つほど経験した。牛丼屋とコンビニとスーパーと運送屋。どれも一年ほどで辞めてしまった。辞める理由は取り立ててなかった。ただふいと辞めたくなってしまうのだ。

 

当然一年ほど勤めたのだから職場の仲間にはそれなりに愛着は湧いている。ありがたいことにこんな僕のことを好きになってくれた女の子もいたし、実際に付き合った。そんな恵まれた職場環境なのにも関わらず一年ほどで辞めてしまうのだ。

 

しかも辞め方がこれまたひどい。こっそり退職届を出してそのまま行かなくなってしまうのだ。もっとひどい時にはそのままバッくれた。バイト先から電話がジャンジャンかかってくるのも完全に無視した。近所にバイト先がある場合は職場の仲間に鉢合わせないようにいつもビクビクしていた。

 

ひどい辞め方だと頭ではもちろん理解している。けれど毎回こんな辞め方になってしまう。もう一種の病気なのかもしれない。あなたのバイト先の突然来なくなる奴は僕だったのかもしれない。