未来の嫁さん
今日は、未来の僕の嫁に手紙を書こうと思います。
拝啓 未来の嫁へ
元気にしてるかな?雄介だよ。
まだ21歳の今の僕は君と出会っていないけれど、君にあてた手紙を書くことにしたよ。
未来の僕との夫婦生活は順調かい?
町内での有名なおしどり夫婦としててんやわんやだけれども張り合いのある生活を送っているかい?
それとも何を勘違いしたのか未来の僕が時代錯誤も甚だしい亭主関白になってやむなくそれに付き合ってくれているのかな?
きっと未来の僕は君にゾッコンなんだろうね。
けど君に迷惑ばっかりかけているんだろうな(苦笑)
大便をするときは必ず全裸でしないと気が済まないし、お腹が弱いから週に一回くらいは野外脱糞をしていることだと思う。
こんな僕を母親のような無償の慈愛で丸ごと愛してくれる君のような存在に出会えて未来の僕は本当に幸せ者だな。
ところで君と僕はどういったなりそめだったんだい?
僕の理想の出会い方はあるよく晴れた夏の日に、神社の境内で君がぽつねんと佇んでいる。
そんな君に僕が一目ぼれして猛アタックの末に晴れて交際スタートっていう流れだと嬉しいんだけど実際はどうなのかな?
まあ、どんな出会いであれ未来の君と僕が幸せならそれで良いんだ。
あ、一つお願いがあるんだけれど良いかな?
未来の僕のケツ毛をハサミで綺麗にカットして欲しいんだ。新聞紙をちゃんと下に敷いてね。
現時点での僕のケツ毛がもうブラックホールも優に凌ぐ暗黒と化しているから未来の僕も相当だと思う。
大便して拭き残しがあるとこびりついて大変なんだ。もうケツ毛というか下半身周りの体毛が鬼だからね。
この前も銭湯に行ったときに全裸になったのに友達から黒いスパッツ履いてるの?と疑われたくらいだしね。
挙句の果てに係りの奴まで来てね。
スパッツなのか刺青なのかどっちなんだと詰問されたよ。
体毛だっつってんのにね。
こんな頼りない僕だけれど、結婚してくれて本当にありがとう。
きっと君サイドの人間は猛反対しただろうね。
手塩にかけて育てた娘を僕みたいな男にところに嫁がせるなんてたまったもんじゃないよね。
けどこれだけは信じて欲しい。
君のためなら僕はどんなことだってできる。
君との幸せを守るためなら本当にどんなことだってする覚悟はできてる。
僕の浮気が心配ならそれは大丈夫だよ。
君との子供が三人くらいできたら、宦官みたいにおち〇ちんと切っちゃっても良いと思っているよ。
それくらい本気だってことさ。
そういうわけで未来の僕にもよろしく伝えといてね。
それじゃ、未来で待っててね。
追記
彼女すらいないのに何でこんなことを書いているんだと自己嫌悪で死にたくなりました。