僕の中の女子高生
やっほー藤田だよ。
今日はみんなに伝えないといけないことがあるんだ。
実は俺の中にザイル系が好きな女子が住んでいるんだ。
いやいやちょっと待ってよ!
LSDとかマジックマッシュルームの類はやってないから!
静かにブラウザ閉じないでよ!
ちゃんと順を追って説明するからさ!
話は俺の高校時代まで遡るんだけど、俺の通っていた高校では学内ヒエラルキーの頂点にダンス部が常に君臨していたんだよね。
ダンス部は学内のイベントがあれば、いの一番に駆り出され一番目立つポジションに配置され黄色い声援をかっさらっていく本当に憎き輩なんだ。
そんなダンス部をもちろん俺みたいな日陰者は、ただただ唇を噛みしめて眺めることしかできなかったことを昨日のことのように覚えているよ。
どうにか奴らの無双ぶりをくじくことができないかと画策する毎日だったんだ。
奴らの酒池肉林ぶりは本当に目に余るものだった。
酷いときなんかは奴らは屋上でパンツだけ脱いでエッチしたり、体育館倉庫の跳び箱の中でエッチしたり正に暴君の如く自由奔放に快楽を全身で貪りつくしていたんだ。
奴らの性に対しての奔放ぶりは本当に羨ましかった。
俺だってできることならば放蕩漬けになりたかった。
しかしもちろん俺は当時から右手が恋人状態だったから、毎日泣きながらオナニーしていたことは鮮明に覚えているよ。あの頃は本当に寝ても覚めてもオナニーだった。
自室でのオナニー最中に親が間違って部屋に入ってきても無視してオナニーに集中しているくらいオナニーの虜になっていた。
しかしやはり生身の女に触れたかった。生身の女の媚肉に触れてみたかった。
そしてダンス部の奴らの独壇場となる文化祭がやってきたんだ。
文化祭では奴らのために特設ステージやら控室やら至れり尽くせりで行われることになる。
この文化祭を通してダンス部は学内のスーパースターになり、ますますの酒池肉林を約束されることになる。
俺はというとせめてもの思いでクラスの出し物の演劇だけでも活躍したいと主役に立候補するがそこでもダンス部の奴に無条件で主役の座を奪われた。
もちろん俺は激怒した。
しかし俺がいくら猛り狂おうが学内ヒエラルキーはひっくり返らない。
こうしたやるせない思いを抱えたまま卒業を迎えた。
月日は流れ、たまたま友人にエグザイルのライブにいったんだ。
そしてその圧巻のライブパフォーマンスに俺は全身の震えが止まらなかった。そのあとの握手会まで行ってしまった。
握手会では一番人気のタカヒロと握手することに成功したが、あまりの男前っぷりと神対応に男だけど本当に抱かれても良いと思ったんだ。
その時に脳が光った。
俺が高校時代にダンス部に対して抱いていたドス黒い感情は奴らの酒池肉林ぶりに対する嫉妬ではないんだと。
俺は奴らからもっと大事にされたかったんだと。
あまつさえ抱いてほしかったんだと。
今、ようやく気付くことが出来たんだ。
俺は待ってる。いつまでも待ってる。
ダンス部の君たちが俺を抱いてくれるその日まで(ア〇ルを指で押し広げながら)
追記
僕はガチガチの女好きです。