洗体戦隊

クソ大学生の日々の日記

ぉいk

大学二年の頃、某耳かき店にエグイくらいハマってました。具体的に説明すると一回五千円のコースを週四で通ってました。

 

今、考えれば正気の沙汰とは思えないですよ。完全に頭イッちゃってましたね。月で換算すると八万も某耳かきにぶっこんでますから。その時の僕はけっこうバイトしてたんですけど全部これに消えてました。というか完全に赤字でした。親からも『あんた何にそんなにお金使ってるの!?』って言われてましたね。もちろん言えるわけないですよね。

 

最終的には某学生ローンで借金して通ってました。借金も気が付けば五十万くらいまで膨らんでましたね。もちろん自分で長期休みにバイト二つ掛け持ちして一括現金返済しました。完済したときの解放感は圧倒的でしたね。正月におろし立てのパンツを履くみたいな。ちょっと違うかも。

 

勘違いして欲しくないのは僕だってちゃんと借りる際に良心の呵責的なものはありましたよ。良心の呵責というかあれ、俺なにをやってるんだろう?感はひしひしと痛いくらい感じてましたよ。

 

でもそれで逆に変なスイッチ入って燃えちゃったんですよね。まさに背徳のカタルシスですよ。でもなんでそんな執拗に通い詰めていたかというともちろん耳かきが好き(何度も耳かきやりすぎて外耳炎になりました)っていうのもあるんですけど、耳かき屋ってキャバクラみたいな感じで指名制なんですね。だからもちろん耳かきされにいく楽しみもありましたけどそれ以上にお気に入りの子に会いに行くっていう要素のほうが多分大きいですね。

 

でも耳かき屋の子に限らず水商売全般の女の子は非常に上手いんですね。客との距離の取り方が。恋人未満友達以上の関係を作り出すのが神がかってる。もちろんそれが商売なんでしょうけど、僕みたいな童貞は完全に引っ掛かりましたね。その子を落としたい一心で通ってました。永遠にそんな瞬間来ないのにね。

 

最終的に引くほど長い長文の手紙も渡してました。完全に裏で笑い者になってたと思います。でもその手紙を渡した後に目が覚めたんですよ。俺は今、完全におかしい方向に行っていると。

 

まあ今思い返せば良い社会経験になりました。これが耳かき店だったからまだ借金も五十万程度(もちろん五十万も大金です)で済んだけどキャバクラとか風俗だったら何百万ってつぎ込んでたかもしれないし。でも耳かき屋とか風俗とかキャバクラを否定してるわけじゃないんです。何事も程度問題ですよね。のめり込まない程度になら滅茶苦茶楽しいですもんね。なんかこれ書いてたら久しぶりに耳かき屋行きたくなってきました(笑)