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洗体戦隊

クソ大学生の日々の日記

エログロホラー小説

俺は新幹線に乗っている。三人掛けの通路側の席だ。俺の横には女、さらのその横には男がいてどうやらこの二人はカップルらしい。愚にもつかない二十代中盤の平均的中庸平凡カップル。いや二人とも平均よりは少し劣る顔面をしている。

「後輩のSがマジで使えなくてさー、俺フォローしまくりよマジ。先輩のKさんもKさんであんましパッとしないし。マジ俺がいないと回らないって」

男はいかに自分が優れているかということについて延々と講釈を垂れている。

「うんうんうんうんうんうんうん。×くんはホント優秀だからね!」と太鼓を叩く女。

 

顔面だけでなく会話のレベルも低いカップルに対し俺は冷めた視線を向けていた。すると男が女の胸を触りだす。ああ。あああ。だめ。だめよ。喘ぐ女。いいだろ。頼むよ。もうほら。すごいことになってんだよ。自分の男根に女の手を持っていく男。

 

うわあ。ほんとだ。すごい。俺もう我慢できないよ。してくれよ。え?ここで。うん。頼むよ。う、うん。わかった。男はチャックを下ろすといきりたった男根が飛び出す。それを女がパクッと咥え込む。

 

ああ。ああああ。やばいよ。やばいよ。恍惚の表情を浮かべる男。女は顔面のストロークを緩めない。俺は本当に腹が立っていた。目の前でこんなことをやられて黙っているわけにはいかない。幸いポケットにはナイフが入っている。

 

これを男と女の喉笛に突き立ててやるのだ。そう決意したした瞬間男は、イクイクイクイクウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウと叫び女の口内に射精した。ゴクゴクゴクと音を立てて精液を飲み込む女。タイミングを逸したが再びナイフで切り付けようと構えなおすと女が俺の股間を撫でまわし始めた。

 

ごめんなさいね。私達だけ楽しんじゃって。そうだ。この方にもやってあげなさい。そうよね。女は俺のチャックを下ろし男根を取り出すとゆっくりとしごき始めた。こいつの腕前は本物ですからね。ははは。笑う男。女はいきりたった俺の男根を咥え込み優しく舐めまわす。

 

本当に女の口技は凄まじくものの三十秒で俺は果ててしまった。俺の精液も喉を鳴らして飲む女。さっきまでこのカップルに対して抱いていた気持ちが嘘のように消えた。むしろ友情のようなものすら感じている。よく考えれば男と俺は同じ女の口で果てたいわば穴兄弟ならぬ口穴兄弟というわけだ。

 

それから俺たちは三人はまるで旧知の仲のようにお喋りしながら目的地までを過ごした。それは実に楽しいものだった。旅ってこういうものだろ?