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洗体戦隊

クソ大学生の日々の日記

タイムみりっと

あと三日で地球は滅亡するらしい。正確にはあと二日だ。昨日アメリカのNASAから発表があった。原因は隕石の衝突らしい。家の窓から街を見渡せばありとあらゆるところで強盗・強姦・虐殺が行われいる。警察も全く機能していない。犯罪が目の前で行われていてもただただ見ているだけだ。むしろ積極的にしている者もいる。

当たり前だ。あと二日で世界が終わるっていうのに何を取り締まるのだ。そんなことをして何の意味があるというのだ。この状況において道徳や倫理といったあやふやなものほど意味はないものはない。

道徳は倫理が役立つのは未来がある場合のみだ。未来があるから人々は道徳や倫理にすがり、より良い世界を築いていこうと前向きに生きていくことが出来る。したがって、今の状況下では倫理や道徳といったものではなく、本能に従うべきなのだ。僕たち人間は所詮動物なのだ。本能に忠実にあるべきだ。僕は自分の本能に従い、昔好きだった女、Sを強姦するためにSの家に向かった。

Sの家に着くと、家の中は強盗にでも入られたようで荒れに荒らされていた。箪笥はひっくり返され、窓ガラスは割れ、ソファは八つ裂きにされていた。Sの両親の姿はなく、Sはボロボロにされたソファに無表情で力なく全裸で横たわっていた。

見たところによるとすでに何人かに強姦されているらしい。Sの体には引っかき傷や殴られた痣があった。Sは昔から綺麗だったから仕方ないだろう。後二日で世界が終わるというならば男たちは当然容姿が整った女を犯す。至極当たり前のことだ。

僕もSを犯した。Sは無表情で抵抗するでもなく終始なすがままだった。きっと現状を精神は受け入れ拒否しているのだ。それも仕方ないことだろう。Sを犯し終わると僕は街に繰り出した。

死ぬまでにもっと女を抱きたい。綺麗な女を抱きたい。今の僕はそのことしか考えることができなかった。パァーン!と音がしてコンビニの窓が割れて火柱が噴き出した。暴走車が次々と人をひき殺していく。

何人かの男が一人の女に覆いかぶさり輪姦している。僕は自分でも気が付かないうちに笑っていた。店の窓に映る姿を見て気が付いた。今の状況はもしかすると僕が望んでいたものかもしれない。

この状況下で僕はようやく生のリアルを実感することだできていた。今までの薄ぼんやりとした日々では決して感じることのできなかった生のリアルを。僕は輪姦している男たちの輪に加わった。