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洗体戦隊

クソ大学生の日々の日記

スティーブ・ジョブスとビルゲイツ

日記

大学一年生の後輩が童貞を捨てたらしい。その後輩は小・中・高と男子校だったので女の子は漫画や雑誌の中にだけ出てくる存在だと思っていたらしい。その後輩にとってはいわば生身の女の子はユニコーンなどと同じ類だったのだ。そのような閉塞された空間いたから性欲が凄まじく一日五回はオナニーをしていたらしい。朝起きてまずオナニー。学校の昼休みに人通りが少ないトイレでオナニー。夕方学校から帰宅したらすぐにオナニー。20時頃の夕食の後にオナニー。深夜寝る前にオナニー。このようなルーティンだったらしい。

 

さらにはピストン運動を行わなくても射精できる特異体質になったらしい。つまりその後輩はいつ何時でも夢精することが可能なのだ。これには乳首を擦るだけでイクことができる自分としても驚きを隠せなかった。そしていざ共学の大学に入学しても女の子に対して免疫がHIV並に弱くなっていたから全く話すことができずにやきもきしていたらしい。

 

そりゃそうだ。これじゃ生殺しの以外もなんでもない。それでもう素人で童貞を捨てるのは諦め風俗で済ますことにしたらしい。バイトで貯めた10万を握りしめ吉原の高級風俗に行ってきたらしいのだが、どうも浮かない顔をしている。

 

全く持って解せない。長年の夢ではなかったのか。むさ苦しい男だらけの閉塞空間に閉じ込められ、溜めに溜めた性欲をこれでもかと高級風俗嬢にぶつけてきたのではないか。そうなると一生ものの思い出となるに決まっている。というか一生オナニーのオカズにするに決まっている。

 

そう疑問に思い尋ねると、後輩は「世界は何も変わらなかった」と言った。どうやら後輩は童貞を捨てれば自分を取り巻く何もかもが変わると思っていたいたらしい。セカイ系の主人公にでもなったつもりなのだろうか。しかも思った以上にグロマンでトラウマになりそうらしい。二次元に走るかもしれないとも言っていた。

 

「こんなことなら、童貞の頃に戻りたいですよ」、そう残して後輩は姿を消した。僕は後輩の話を聞いてとある考えに至った。夢というのは達成された時点で無価値になり、また新しい夢を追い求めることとなる。つまり僕たちの人生はその作業の繰り返しということだ。そして夢は見ているときが一番楽しいのかもしれない。文化祭の準備が一番楽しいのと同じことだ。追い求めている時が一番充足感を得ることができるのだ。

 

そう思い僕は自分の夢を某Iカップグラドルとヤルこととした。これなら当分は叶うことはないだろう。