洗体戦隊

クソ大学生の日々の日記

憶測にすぎないが・・・・

中学生の頃に初めて彼女が出来た。その彼女は色白で儚く正に深淵の令嬢という表現がぴったりのとても美形の女の子だった。実際学年での人気もかなりあった。

 

ダメもとで告白したところ何の因果かわからないがまさかのOKをもらえたのだ。僕たちはお互い奥手な性格ということもありチューどころか手すら握らない、放課後に一緒に下校するだけの付き合っているかも怪しいレベルのプリミティブな恋愛をしていた。

 

ある時二人で並んで帰っているときに不意に彼女のほうから結構強めの「ブうっ!」という放屁音が聞こえてきた。今考えれば屁をするなんざ人間であれば誰もが当たり前にすることなのだが、当時の僕はアイドルがウンチをしない理論よろしく自分の愛する彼女がオナラなんてしないと本気で思っていたのだ。

 

その日を境に彼女に対する恋慕の気持ちが急速に冷え込んでいくのを止めることが出来なかった。

 

今、僕は付き合っている彼女のオナラを直に嗅ぐことができるし、よく彼女に握りっぺを頼んでいる。汚い部分も含めて彼女を愛することができるようになったのだ。

 

これが大人になるっていうことかもしれない。いやただの変態かもな。