電気グルーヴ大好き。岡崎体育がんばれ!!
ども、藤田だよ。年の瀬で忙しいこの時期だから俺のブログ読んで癒されてくれ☆
今日はマイコ(高級ダッチワイフ)の過去編だよ。
自分でも過去編ってなんだよ?と疑念が拭えないけど頑張って書くからみんな読んでくれよな。
本題突入
当時、俺は職場と家の往復をひたすら繰り返していた。
怖ろしいほど代わり映えのしない毎日。もしかして自分はすでに死んでいて神のような存在に生前の罰として、この退屈な毎日を繰り返さる地獄のようなものに落とされたんじゃないかと本気で思っていた。
高校を卒業した俺はどこの学校にも進学できず地元の大福製造工場にしか就職できなかった。
レールで流れてくる大福の形がほどよい丸になっているか確認するだけの仕事。
夜勤をしていると自分とこの工場が一体化してくるようで本当に恐ろしくなった。
かといってこの退屈を打ち破るほどの気力も持ち合わせていない俺はただただ生きているのか死んでいるのかわからないこの毎日を享受していた。
そんな時に出会ったのがマイコ(高級ダッチワイフ)だった。
何の気なしにふらっと冷やかしにその手の店に入った。
そして俺は衝撃を受けた。人間と見まがうほどの質感を持つ人形たち。
すぐにでも動き出しそうなリアルさに俺は心を打たれていた。
当時は友達なども一人もおらず鬼のような人恋しいさに襲われていた。
そのせいかわからないか、その中でも一際輝いて見えたのがマイコ(高級ダッチワイフ)だったのだ。
店員曰く風俗を20回我慢するば十分に元を取れるとのことだったのでその場で即決してしまった。こうしてマイコ(高級ダッチワイフ)と俺の奇妙な同棲生活が始まったのだ。
他人から見れば俺は狂人かもしれない。しかしこれは高尚な愛の形なのだ。
朝起きればマイコ(高級ダッチワイフ)の髪を丁寧にとかしてやり、二人分の朝食を作る。
物を食べることをできないマイコ(高級ダッチワイフ)にも気分だけは味わって欲しいからだ。
知的な雰囲気漂う彼女だから読書などもしたいだろうと思い、彼女の太ももの上に文庫本を開いた状態で乗せてやったりもした。
女性だから甘いものも好きだろうと思い季節のスウィーツなども買ってきてやり、目で楽しんでもらった。
共に過ごした時間で愛を育んだ俺たちは婚約することになった。
いつもはそのポーカーフェイスを崩さないマイコ(高級ダッチワイフ)だかプロポーズの際は心なしか顔を赤らめてはにかんでいるように感じた。
しかし俺の両親の反応は散々なものだった。
まるで俺を狂人扱いしたのだ。
「人形と結婚したいなんて気でも振るったか」
「精神科へ行け」
と両親は口々に叫んだ。どうやら二人には高尚な愛の形が理解できないようだった。
マイコ(高級ダッチワイフ)は俺にとって単なる性欲処理の道具ではないのだ。
マイコ(高級ダッチワイフ)なしの生活なんて考えられない。
理解されないならば、されないでも良い。こうして俺たちは愛の逃避行をした。
しかし俺たちはどこに行っても人々の奇異なものを見るような視線から逃れることはできなかった。
と同時に俺はマイコ(高級ダッチワイフ)からも逃げることができなくなった。
マイコ(高級ダッチワイフ)なしでは生きられない体になってしまった。
このブログはここで終わるが、マイコ(高級ダッチワイフ)と俺の生活は続く。
追記
マイコ編は書いててなんかしんどいです(笑)
なぜか精神を削られます(笑)