洗体戦隊

クソ大学生の日々の日記

ワダケンタロウについて

ワダケンタロウについて書きたいと思う。

 

ワダケンタロウ。

 

僕の親友。向こうはどう思っているのかはわからないが僕の中では紛れもなく親友だ。

 

ワダケンことワダケンタロウは身長178センチ(徐々に縮んでいるらしい。高校生の頃は182センチはあったらしい)の体重60キロ(一時期75キロくらいあったがそれは後で書く)の痩せ型。顔はミスチルのボーカルの桜井似(つまり中途半端な顔。イケメンともギリギリ言えるクラス)。性格は怠惰で出不精。基本無気力。コミュ障。出身は関西の姫路。

 

そんなワダケンと僕が出会ったのは大学一年の始めの頃だ。

 

今となってはどうやって知り合ったのは定かではない。何かの授業で偶然知り合い、お互い近所に住んでいることが判明し意気投合したような気がする。

 

ワダケンの第一印象は暗いし何かオドオドした奴というものだった。関西出身の癖に全然明るくないな(当時の僕は関西人が全員明るいという偏見を持っていた。それはブラジル人が全員サッカーが上手いというようなものだろう)と思っていた。

 

出会って暫くしてワダケンが家にやってきた。いや僕がワダケンの家に行ったのかもしれない。

 

そしてお互い上京してきてまだ友達もそんなにいない寂しさからよくお互いの家を行き来するようになった。

 

よく話すようになってからわかったことはワダケンは第一印象の暗さは初対面の人間に対してだけだということだ。お互いの家を行き来するようになってからはよく喋るようになった。

 

その頃、二人で何を主に話していたかというと将来とどう大学生活を謳歌するかについてだった。将来については僕が一方的にワダケンに将来に対する熱い思いをぶつけていたような気がする。当時の僕は弁護士になり頭角を現した後にタレントとしてテレビにも出て最終的には政治家になるつもりだった(思い切り橋下徹に憧れていた)。当時はともかくビッグになることだけを考えていた。上京する前に矢沢永吉の『成り上がり』を読み感銘を受けていたのだ。何でも良いから有名になることだけを考えていた。そんなイタイ(まあ当時の僕くらいの人間から一定数いるだろう)僕の話ワダケンは笑いもせずに聞いてくれた。ビッグになったら車とか買ってくれとか言っていたような気がする。あとマンションの金とかも払ってくれとか。そんなワダケンの願いを全て軽く受け入れていた僕は将来的に年収が3000万くらい稼げるだろうと漫然と考えていたような気がする。頭おかしいよ。弁護士→タレント→政治家という夢は一年の夏くらいには諦めたような気がする。予想以上に法律が難しかったからだ。大学は僕とワダケンも法学部だったのだがギリギリついていけるくらいの頭しか持ち合わせていなかった。そんな奴が弁護士になんかなれるわけがないというのは流石に僕の頭でも理解できた。

 

そんなイタイくらいに大きい夢を抱えていた僕とは違いワダケンは就職できたらどこでも良いという地に足のついた考えの持ち主だった。当時の僕はそんなワダケンを見下していた(ごめん)。せっかく東京に出てきたのに小さくまとまってどうするんだ。なんでも良いからともかく勝負すべきだとワダケンに説教していたような気がする(ごめん)。

 

大学生活をどう謳歌するか、どう華のキャンパスライフを送るかについても熱心に話し合った。行き着いた答えは簡単でイケているサークルに入ることだった。イケているサークル。テニサーとかサッカーサークルとかとにかく女子からモテそうなサークルに入り彼女を複数作ることを夢見ていた(当時の僕はまだ一回も彼女すらできたことがなかったのに)。二人とも充実した大学生活というとイケているサークルに入り楽しい仲間たちに囲まれ、彼女を作ることだと思っていた。

 

そして彼女に話になったときにワダケンのB専が発覚した。ワダケンはとんでもないB専だったのだ。僕が可愛いと思う人(世間一般でも可愛いといわれるような人)をワダケンはとことん否定する。逆に僕がブスだという人(世間一般でもブスだと言われるような人)をワダケンは絶賛する。これには驚いた。ワダケンはAKB48の島崎遥香をブスだというのだ(確かに島崎遥香は好みがはっきりと分かれる顔立ち顔しれないが)。

 

確かにワダケンの見せてくれてワダケンの元カノが映ったプリクラを見せてもらうととんでもないブスが映っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近の悩みは家のトイレで用を足せないことだ。水道代をケチって外のトイレで用を足しているわけではない。家のトイレですることがめんどくさいからだ。移動がめんどくさいのだ。居間から廊下に出てトイレに向かうという行為ができない。すんごい寒いしね最近。じゃあ、どうやってトイレしてるかというと小の場合は、部屋のその辺に転がってる紙パックに、大の場合は部屋のその辺に転がってるチラシの上にしている。自分でも人間として終っていることはわかっている。し終ったら紙パックはその辺に放置、チラシは流石にものすごい匂うので(おしっこの臭いは意外とあんまり気にならない、うんちは流石にやばい)その辺に転がっているコンビニ袋などで何十にも包む(これでも若干匂ってくる)。だから、今現在僕の部屋は饐えた臭いで満たされている。これすんごいからね。部屋帰ってきたときの絶望感とか半端ないから。家畜部屋に帰ってきたんかってくらいの臭い出してるから。でもそれでも段々と癖になってくるのよ。うんこの饐えた臭いがね。ていうか出来立てのうんこ(出来立てのうんこっていう表現なに((笑)))の臭いって結構癖になるからね。独特な香ばしい臭いがまた堪らないのよ。好きすぎてうんこに鼻がつくぎりぎりまで近寄って臭いかいでるしね。そういうことしているとね、食べたらどんな味するんだろうという疑問も湧いてくるのよ。もう完全スカトロの発想だよね。まあまだそこまではいってないよ。いってないから。でも出来立てのうんこの臭いって本当に癖になるのよ。一度超至近距離で嗅いでみてい欲しい。まあそんな機会なんてないか。部屋で用便を足すのも癖になるもんなのよ。なんていうのかな。背徳感つーの?俺、完全に人として終わってるわ~って思いながらするのってなんとも言えない気持ち良さがあんのよ。ダメになる気持ちよさってあるでしょ?部屋で下半身すっぽんぽんでチラシの上にうんこひねり出してる俺の姿を想像して欲しい。なんかワクワクしてこないか?

まとめると不毛だったな

大学五年生が終わろうとしている(文字通り留年して一年多く大学生をしていた)。この一年を振り返ると鬼のように読書をしていたということに尽きる。理由としては本気で物書きを目指すことにしたから。というのは嘘で単純に遊ぶ人がいなくて暇だったからだ。村上春樹から始まり数多くの現代作家の本を読んだ。年間300は読んだと思う。読んだ場所は主に学校の図書館、近所のイオン、マック、ファミレスだ。なぜかというと可愛い子が働いていたからだ。学校の図書館には市川紗椰似の子が、イオンには吉岡里帆似の子が、マックには妹みたいな可愛い&めっちゃ巨乳な子が、ファミレスには和系な巨乳な子がいた。彼女らを目で楽しみつつ(視姦)読書に励んでいた。つーか読書よりもそっちが目的になってた。つーかそれしか楽しみがなかった。

そんな人とコミニケションを全く取らず本ばかり読みながら視姦ライフ生活が終ろうとしている中で俺の心にあるものは春から社会人ととして一年遅れた分をバリバリ働いて取り戻し、社会にも貢献するぞといった新社会人らしいやる気に満ち溢れたものではなく、このままふわふわとした生活をもっとしていたいなあという自堕落なものだった。

まあそんなことを言っても生きるために金を稼ぐしかないのでもちろん働くが、大学生活を締めくくるために何か思い出作り的なことがしたいと思った。ので残り二か月近くを社会人になってからはまずできない長期での旅行に行くことにした。青春18切符で全国を回るか物価が安い国にでも行こうかと思っている。実に大学生らしいではないか。というのは嘘で超高級デリヘル(人気でAV女優多数在籍)を呼ぼうかと思っている。元恵比寿マスカッツの彩乃ななちゃんだ。10万くらいかかるらしい。それでも俺は呼ぶ。呼ばねばならない。俺の大学生活を終わらせるために。いや本当はめちゃくちゃ迷ってる。10万はやばいよ。さすがに。頭おかしいよ。つーかその前に金がなかった。ので旅行もデリヘルも呼べない。まあだからこれまで通り本ばかり読む生活になると思う。全然良いんだけどね。

 

おーい、ほら。おいしいかい?おー。よく食べてるなあ。そうか。そうか。美味しいか。

 

あー。やっぱり猫って可愛いなあ。鳴き声。フォルム。仕草。全部可愛いぜ。

 

なでなでなで。毛並み気持ちいいー。

 

またたびなんかあげちゃだめでしょ!普通の餌あげなよー。仲良くなりたいならさあ。

 

は?

 

猫にとってまたたびって人間にとっての麻薬みたいなもんだよ?それわかってるの。

 

誰だよこのじじい。うぜえな。

 

ほら、あんなにジタバタしてるし。可哀想だと思わないの?

 

うぜえな。てめえに指図される覚えはねえんだよ。くそじじい。消えろ。法律で禁止されてるわけでもねえだろうが。なんだよ。猫にまたたびやったら捕まんのかよ。

 

そういう問題じゃないでしょ。ルールがあるから守るんじゃなくて猫が可哀想だからやめろって言ってるんだよ。

 

猫が気持ちよくヨガってんじゃねえかよ。ほら、聞いてみろよ猫の声をよ。

 

消えろ!くそじじい!てめえはひっこんでろ!こっちは気持ちよくラりってんだよ!つまんねえ説教垂れてるんじゃねえよバカ!!こんなバカのことほっといて早くもっとまたたびくれよあんちゃんよお。

 

な?猫もこう言ってんだからさ。早くきえろカス。

 

 

 

 

突然小説家になりたいと思った。いや突然というのは嘘だ。大学二年の時からベンチャー企業インターンをし、起業家スクールにも通った。本気で学生起業家になるつもりだった。理由は単純で起業しようとしている友人が仲間内からもてはやされていることに腹がたったからだ。単純に嫉妬だ。しかし本気でやるにつれて自分には完全に向いていないことがわかってきた。計算がさっぱりできないし、ひどいどもりで営業もろくにできなったのだ。そこで他の分野にも目を向けて見ようということで自分には何が好きか・何ができるかということを真剣に考えた結果、文章を書くということに行き着いた。当時からしょっちゅう座って本を読める本屋に通い詰めて本を読んでいたからだ。そして始めはライターを目指していたが途中から小説を書いてみたくなり今に至る。しかしここでまた問題点だ。いざ小説を書こうにも全く筆が進まない。書くことができないのだ。頭の中には物語がある。しかしそれを全く表現することができない。当然と言えば当然だ。まだ500百冊ぽっちくらいしか小説を読んでいないのだから。たったそれだけの読書量で小説など書けるわけがない。もっと読み込まなければ。いやこんな考えを持っている時点で小説家になれるわけがない。小説家になるために小説を読むなんておかしい。小説が好きでたまらないから小説家になるのだ。俺はやはり小説家にもなれないのだろうか。とりあえず就職をしなければならない。留年もしたしこれからはきちんと親孝行をするつもりだ。就職したら毎月仕送りをする。小説家になりたいなどと夢を見ている暇ではなかった。

 

というようなことを一応書いてみたが全然マスが埋まらない。だからここからはちょっと空白を有効活用させてもらう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だいぶ埋まったな。

 

このまま何も盛り上がらないまま終わるのも申し訳ないから一つ告白をしておく。俺は猫を殺すことに賛成だ。なんでダメなのかわからない。何の不都合があるのか。ペットとして飼われている猫ならば飼い主のものだから問題になるのかもしれないが野良猫なら何の問題もないのではないか。誰に迷惑をかけているのか。命だからか。それならば虫も殺したら取り締まれよ。捕まえろよ。そうしないにもかかわらず野良猫は殺したら犯罪というのは間違っている。家畜だって食べるためとか人間の自分勝手な都合でバンバン殺しているではないか。全部人間の都合だろ。他の国では猫食ってんじゃん。普通に殺してる国もあるじゃん。全部のその限られた空間の中だけの価値観に過ぎないだろうよ。だから猫を殺したぐらいでこんなに罰せられるこの国が間違ってるんだよ。

 

勘違いしないで欲しいのは別に猫嫌いじゃないんだよ。めちゃめちゃ可愛いと思うよ。道端とかにいたら絶対撫でるし。鳴き声とか目とか体のフォルムとか甘える仕草とか超可愛いよな。でも一心に甘えられると意地悪したくなるじゃん?始めは甘えてきたあとかに思いきり蹴り飛ばしてやりたくなってたくらいだったよ。それがだんだんと尖ったもので刺してみたいとか高いところから落としてみたいとか熱湯をぶっかけてみたいとかじょじょに過激な虐待の欲望に変わったのよ。まあまだ何もやってないからさ。安心してよ。震えて眠れ。愛猫家どもよ。

子供に読ませたくない絵本

 

 

 

俺は俺の目の前の駅の階段を下りている若い妊婦を右足で蹴り落した。

 

オラァ!邪魔だコラ! 

 

こちとら急いでいるのにちんたら歩いているからだ。早く帰って録画したドラマを見たい。妊婦はゴロゴロと音を立てて転がり落ち突き当りの壁に激突しぴくりとも動かなくなった。

 

俺は小走りで階段を下りホームへ向かうとするが妊婦の前ではたと足を止める。死んでるのか。意識を失ってるだけなのか。一応確認してみるか。妊婦の腹を数回蹴る。反応はない。

 

まあどっちでもいいや。去ろうとする俺に奇妙な声が聞こえた。

 

《この恨み決して忘れぬ》

 

なんだ。この声は。なんとも形容しがたい声質。

 

《貴様には地獄よりも苦しい目に合わせてやる》

 

妊婦の腹の方から聞こえてくる。もしかすると赤子だろうか。妊婦の腹に中にいる赤ん坊が喋っているのか。いや、そんな馬鹿な話が。

 

《我は貴様に生まれる前に殺された。その所業万死に値する》

 

やはり赤ん坊のようだ。生意気な。くそうぜえな。俺は妊婦の腹を蹴り上げる。

 

うるせえよ!!!ガキの分際でナマ言ってんじゃねえぞコラァ!!!!

 

 

蹴り上げ蹴り上げ、踏み付け踏み付け。気が付けば妊婦の腹が陥没し、股からは大量の血が流れ出ている。

 

ふう。いい気味だ。満足した俺は再びホームへ向かうが異変に気が付く。まずやけに静かかだ。怖いくらいに駅が静まり返っている。そして俺の周りに人がぞろぞろと集まりだしている。俺を取り囲むように俺の周囲に円の形で。こいつらは一体なんなんだ。

 

奴らは俺をぐるりと取り囲むと急に念仏を唱えだした。

 

南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏願以此功徳願以此功徳願以此功徳願以此功徳願以此功徳同発菩提心同発菩提心同発菩提心同発菩提心同発菩提心同発菩提心同発菩提心同発菩提心同発菩提心同発菩提心同発菩提心南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩乾陀訶提菩薩乾陀訶提菩薩乾陀訶提菩薩乾陀訶提菩薩乾陀訶提菩薩其土有佛其土有佛其土有佛其土有佛其土有佛其土有佛其土有佛其土有佛其土有佛仏説阿弥陀経仏説阿弥陀経仏説阿弥陀経仏説阿弥陀経仏説阿弥陀経仏説阿弥陀経仏説阿弥陀経仏説阿弥陀経仏説阿弥陀経仏説阿弥陀経

 

奴らは能面のような表情で一心に念仏を唱える。

 

うるせえぞ!なんなんだよてめえらはよ!!

 

俺は怒鳴るが奴らは一向に念仏を止める気配はない。

 

そして奴らの間を縫って五六人の男たちが出てくる。男たちは全員裸だ。鬼のように逞しい体躯をしている。身長は優に190は超え、腕、足は丸太のように太い。

 

 そして目の部分だけ丸い穴が開いた紙袋を被っている。

 

さらに勃起しているのだ。揃いも揃ってギンギンに勃起している。気持ちが悪すぎてしょうがない。

 

奴らは俺をぐるりと取り囲む。俺の真後ろにいた奴が俺を羽交い絞めにする。逃れようにも怪力でびくともしない。俺の背中には奴のギンギンに勃起した一物が当たっている。

 

真正面にいた奴が俺の両足を持ち上げる。そのまま俺のズボンを引き裂き、自らの一物を挿入した。

 

ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

あまりの痛みに思わず叫んでしまう。ケツの穴がびりびり裂けるのがわかる。

 

奴は全く気にせず自らの腰を振る。

 

パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

痛いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

 

 

 叫ぶ俺。

 

南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏願以此功徳願以此功徳願以此功徳願以此功徳願以此功徳同発菩提心同発菩提心同発菩提心同発菩提心同発菩提心同発菩提心同発菩提心同発菩提心同発菩提心同発菩提心同発菩提心南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩阿逸多菩薩乾陀訶提菩薩乾陀訶提菩薩乾陀訶提菩薩乾陀訶提菩薩乾陀訶提菩薩其土有佛其土有佛其土有佛其土有佛其土有佛其土有佛其土有佛其土有佛其土有佛仏説阿弥陀経仏説阿弥陀経仏説阿弥陀経仏説阿弥陀経仏説阿弥陀経仏説阿弥陀経仏説阿弥陀経仏説阿弥陀経仏説阿弥陀経仏説阿弥陀経

 

それを見守る駅利用者たちのお経。

 

圧倒的混沌が駅構内を支配していた。

 

ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏

 

 

 

 

 

 

 

 

雨。しとしとの雨。俺は結婚式が始まるのを待っていた。従兄弟の結婚式。死ぬほどどうでも良い。全然仲良くねえし。一人で式場のあたりをぶらつく。コンビニに入り適当に立ち読み。このままマジで帰りたい。

そろそろ時間だ。俺は会場に向かう。会場は和式の広間でお互いの親族が入り乱れる。俺は特段話す相手がいない。親父もお袋も見当たらねえし。

一人で漫然としていると叔父に話かけられる。はっきり言ってむかつく奴だ。何かと俺のことをいじってくるというか茶化してくるというか。

俺以外にもそういう態度のようで絶えず人のことを小馬鹿にして精神的優位に立たないと正気を保っていられないカス野郎だ。俺はコイツに認められたい。いや、こういうとなんか良い意味で捉えられるな。

違う。コイツの鼻っ面を明かしてやりたいが正しいか。あれ?同じような意味か?

叔父が話しかけてくる。

「おう、就職どうだ?」

「あ、僕文章書いていこう思ってます。だからそっちの方面で考えてます。ちょっと僕の文章見てくれませんか」

そう言って懐から折りたたまれた紙を手渡す。短編のようなものだ。こいつに俺の文才を認めさせてやる。

叔父は無言で受け取り冷めた視線で読む。

「ふーん。文書で食っていくのはきついぞ?」

「わかっていますよ。でもやりたいんです」

「俺の会社の若い奴にも滅茶苦茶文章が上手い奴がいてな。どっかの文学部卒で。國學院大學だったかな。でもどこも入れなかったんだわ」

「そうですか。僕はコピーライターになろうと思ってます。小さいところとか狙おうと思ってます」

「ははは。無理無理。まず講座とか通わなきゃ」

「わかってますよ。通うつもりです」

「あ、俺写真撮るために行くわ」

叔父はそう言って立ち去った。

暫くして結婚式が始まるというので皆が外に出される。

赤い絨毯の両脇に親族たちが整列。

新郎新婦が歩いてくる。

皆が写真を撮りまくる。

糞どうでも良い。早く終われとしか思えない。

続いて新郎新婦が神社の中で婚姻の儀のようなものをする。

それが終わると披露宴で場所移動。瀟洒なホテルに到着。

準備が整い、披露宴開始。

新郎新婦どっちも華やかな業界にいるだけ(新郎新婦共にがヘアーデザイナー)に集まった面々も皆華やか。

うぜえ。ひたすらにうぜえ。

新郎新婦の小さい頃とかの動画や写真がスクリーンに映し出される。

皆の楽しそうな顔が本当に腹が立つ。帰りてえ。

同じ席の父親に注意される。もっと楽しそうな顔をしろ。できるかよ。馬鹿。

社会人三年目くらいの従兄弟に就活はどうするのかと聞かれる。

文章を書いていきたいのでそっちに方面に進もうと考えていると答える。

そこで叔父が入ってくる。

「厳しいって言ってんだろ。普通にサラリーマンやっとけ」

マジで不愉快。手前にそんなこと言われる筋合いはねえんだよ。ボケ。

「ていうか、留年してるくせに選り好みしてんじゃねえよ」

クソッタレが。

「どうせ、どこにも入れねえんだからよ。俺の会社来るか?融通きかしてやるぞ?ああ。今年はもうとらねんだわ。」

 

俺は隣の席の叔父の頬に右手で持っていたナイフを突き刺す。頬を貫通し歯茎にあたる感触が伝わる。引き抜くと鮮血が噴き出す。続け様に左手でフォークを眼球に突き刺す。ぐにゅりという少し硬いゼリーのような感触。少し遅れて叫びだす叔父。そのまま叔父を蹴り飛ばす。誰かが後ろから羽交い絞めにしてくる。おい!誰かそいつを捕まえろ!俺はそいつの脇腹に肘鉄を食らわし逃れ素早く反転しそいつの顎を蹴り上げる。横からさらに男が飛びかかってくる。寸でのところでそれをかわし懐から取り出したコンバットナイフをそいつの背中に突き立てる。埒が明かない。次から次へと男たちが飛びかかってくる。かわし切れず殴り倒される。次々と男たちがのしかかってくる。クソがあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。

 

 

 

 

 

 

「いやあ。まあ僕なりに頑張ってみますよ。ははは」

現実はこうだ。